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サンライズキッチン会長 花澤昭彦氏インタビュー

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羽釜で炊く濃厚とんこつスープでラーメン通からも評価の高い横浜の名店「麺屋 庄太」が、ライセンスパートナーの募集を開始した。地域の繁盛店としてしっかりと実績を作ってきた「麺屋 庄太」は、何よりその商品力の高さが自慢だ。味の要とも言える自慢のスープはセントラルキッチンで炊いて冷凍、店舗の負担を軽減しながら味ブレせずに商品を提供することが可能。郊外・オフィス・住宅街など立地を問わず、低投資で展開できるビジネスモデルは大きな可能性を秘めている。ライセンス運営会社サンライズキッチン会長の花澤昭彦氏に「麺屋 庄太」の魅力を聞いた。

―「麺屋 庄太」とは?

羽釜で炊くとんこつスープが魅力のラーメンブランドです。ラーメン本の「TRY大賞」のとんこつ部門で9年連続トップ3をいただき、食べログのラーメン部門トップ5000獲得するなど、高い評価を得ています。六浦本店は京急の金沢八景駅から徒歩10分という郊外立地ながらも、連日多くのお客様で賑わう知る人ぞ知る名店です。

この他、赤坂店、練馬店と計3店舗の直営店と3店舗のFCを展開しています。この度、準備が整い「麺屋 庄太」をより多くの人に味わってもらおうとライセンス展開を始めました。

―花澤さんのこれまでの経歴を教えてください。

高校卒業後はトラックドライバーとして働いていましたが、29歳のときにビデオ販売店の経営を始めました。その後、人気ラーメン店のFCを出店しようとしたもののトラブルがあり途中で頓挫、その物件で自社のラーメン店をオープンしました。横浜・桜木町の好立地だったのですが、飲食素人だったため味づくりがうまくいかず半年で撤退。その後は北海道味噌ラーメンの「むつみ屋」のFCを出店しました。こちらはすぐに軌道に乗り、2年半にわたり営業しました。その後、独自ブランドの「日の出らーめん」の展開を開始。3年ほどで直営とライセンス店あわせて全国に10店舗まで成長させたのですが、一方で無茶な出店でスタッフ任せの運営などでガタがきて、最終的には破産となりました。この失敗を糧に、現在はラーメン店の開業支援サポート&FC本部として50店舗を展開。ラーメンスープの業務用卸も手掛けています。

―「麺屋 庄太」のライセンスの魅力は?

一番は商品力。熱伝導がよいと言われる羽釜で炊くことで、脂を抑えながらもこってり濃厚に仕上げたスープは唯一無二の味わいです。「麺屋 庄太」のヒットは羽釜がなければ生まれなかったといっても過言ではありません。

このスープはセントラルキッチンにて一括で炊いて店舗へは冷凍で納品します。店舗でスープを炊く必要がないので場所を取りませんし、ガラを廃棄する必要がない。少ないスタッフで運営が可能ですし、何より味ブレがなく一定の美味しさを提供できるのが魅力です。

―どのような場合に向いていますか?

スープを炊く必要がないのでラーメン店の居抜きでなくても大丈夫ですが、基本的には厨房設備が整っている飲食店の居抜き物件が理想です。とくに10~20坪の小さな物件で低投資ビジネスに向きますが、郊外型の六浦本店、オフィス街の赤坂店、住宅街立地の練馬店とそれぞれにモデルケースがあるので全国どこでも、多様な立地や物件に対応できます。FCではなくライセンスなので、自由度が高いのも魅力。メニューアレンジで店に合わせた特性を打ち出すこともできます。


(写真左から、郊外型の六浦本店、オフィス街の赤坂店、住宅街立地の練馬店)

六浦本店は15坪で月商500万円。赤坂店はラーメン店を改装してオープンしたのですが、改装前は赤字だったものの現在は60万円の黒字化に成功しました。

このように、これまで多くの人に愛される繁盛店としての実績をしっかりと作ってきた「麵屋 庄太」。非常に高いポテンシャルを秘めていると思います。この味をより多くの人に楽しんでもらいたい。少しでも興味を持った方、お問い合わせをお待ちしております。

花澤昭彦氏 プロフィール
株式会社サンライズキッチン会長。1965年、神奈川県川崎市出まれ。1995年有限会社アクト設立し、横浜にラーメン店を開業。自社ブランドの「日の出らーめん」をはじめとしたブランドで直営店 9店舗まで拡大するも、2017年に倒産を経験。現在はラーメン店の
開業支援サポート&FC本部として50店舗を展開し復活を遂げる。M&Aも積極的に支援。

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